このバイク・パレードに私も参加させてもらいましたが、実際のパレードは夜の8時から約5分間。しかし、この5分間のために私達バイカーは午後の1時から雨が降ったり止んだりの中、リハーサルを行っていたのであります。
リハーサル場所はノース・ロンドンにあるFINSBURY PARK。私は集合時間を間違えて2時間早く行ってしまい、仕方なく一度家へ帰宅。幸いバイクで15分くらいだし、思ったよりかなり寒かったからタイツを履きに帰ろう…とちょうどよかった。っていうか9月の半ばでタイツ・デビューしてしまうくらい、今年の9月は寒かった。
しまい込んでいたタイツを探し出して、CUPPA(Cup of tea = 紅茶)とビスケットを食べて、気を取り直して再びリハーサル場所へ。お昼に用意されていたサンドイッチなどいただいた後に、いよいよリハーサル開始。
リハーサルには私物のベルスタッフがあったら着てくださいとのことで
自前のベルスタッフ上下
雨の予報だったし、寒かったのでパンツも着用
参加台数は約30台。4台が1列になって、等間隔を保ちながら時速5マイル(8キロ)で走ります
途中で2台1列になり…
1周して戻ってきたらパーキング、というリハーサル
さらにバイクから降りて、歩いてコース確認
ちょっとバカバカしい気もするが、これも成功のため
公園を通り抜けて行く人たちに不思議がられていた…笑
約2時間のリハーサルを終え、セントラル・ロンドンに各自移動
待機場所はBOND STREETの近くにある立体駐車場の7階
7階までバイクでぐるぐる上って、目が回りそうだった…
うちらの到着と共にベルスタッフから支給される本番で着るジャケット到着
高級からなのかジャケットを見張るガードマン付き
ポーズも決まってる~笑
みんなが揃ったら再び徒歩でコース確認
オイルドジャケットを着た黒い集団がBOND STREETを歩く姿はこれまた異様だった
オープン前の高級感漂うベルスタッフ・ショップ
パーティーの2時間前でもまだ板を切って何やら作っております
ブリティッシュ・グリーンのダブルデッカーも用意されてお祭りモード
歩行リハーサルして帰ってきたらみんなのバイクも荷物も全部ソックリ無くなってたらどうする?
実はすごい犯罪組織だった…みたいな…と冗談で話していたけど、
ちゃんとバイクはありました。笑
また支給されたご飯など食べながら出番を待って、
ようやく7時半過ぎに出発準備
リハーサル通りの順番に並んで待つこと10分以上、
駐車場の中は排気ガスで白っぽくなり
みんな中毒で死んじゃったりして…とまたまた冗談
そんなこんなで待つことさらに10分、私も写真撮るのに歩き回ったり…
先頭の4台の後ろに乗ることになっているモデル達
細~い体に巨大なヘルメットがとっても異様
8時10分くらい前にようやく外に出て、BOND STREETのトップでさらに8時まで待機
そしてうちらの後ろではバイク・ディスプレイ・チーム「ホワイト・ヘルメッツ」が待機
残念ながら後ろなので、私達は彼らのパフォーマンスは見れず…
ちょうどロンドンに訪れていた静岡のお店「D.B.S.M」のタケウチさん夫婦が
パレードを見に来てくれ、その様子が彼のブログで紹介されてます。
ホワイトヘルメッツのパフォーマンスの写真もしっかり撮って載ってますのでご覧ください。
本番で着ているのは支給された新品のベルスタッフ・ジャケット
終わったらそのまま自分のものになります
そしてなんとベッカムが~!思わず一緒に写真撮っていただきました♪
彼もバイカーということで(って知らなかった…)、この高級店化としたベルスタッフの
オープニングを飾るのに選ばれた男だった!
高級感溢れるベルスタッフ・ショップの前に並ぶバイク
パーティーには欠かせないシャンペン
俗語でBubblyと言います
一緒にパレードに参加したMEAN FUCKERSの面々
私の手にはシャンぺン・グラスが…!
イギリスではまだちょっとくらい飲んでもいんですよ~
うちらのバイク
店内には何台かバイクのディスプレイがありました
これはテーブルになってます。もったいないような…
バイカーぽくアレンジされてるけど…
ブーツなんかショーケースの中にあって、もう高級洋品店
このジャケットたちも1着550ポンド(88000円)也
もう入ることのないだろう店内で記念撮影
最後は万が一お店に来たとしても、二度と入れないトイレも記念撮影
これまた高級感溢れた造り
うちらは夜の11時近くまでいてくださいって言われてて、11時前にようやく帰りました。
ただシャンペンを飲みすぎて、家に着いたとたん急にフラフラっときて大変だった。
普段飲んでもほとんど酔わない私にこんなことはスゴく珍しいです。
次の日BBCのニュースでBELSTAFFのオープニングのニュースが!
ベッカム効果はスゴイな。ちなみに彼の横にいるのは「デカい頭」のモデルたち(笑)
このパレードをするのに参加者を集めて、その参加者たちにはギャラとジャケット1着支給。
高級のジャケットの原価はわからないけど、金かかってるな~とつくづく思いました。
しかもベッカムをハイヤーするのにも莫大なお金がかかってることでしょう。
こんなメディアが絡んだ大きなオープニングに関われて面白かったです。
長い一日だったけど、貴重な体験できてすごく楽しかった~!
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